雲を掴むような

主に本のことや自己満足の日記を書いています

メモ

クリープハイプの二十九、三十という曲が好きだ。

 

いつかはきっと報われる いつでもないいつかを待った もういつでもいいから見ててよ そうだよな、だからいつかか

 

と始まるこの曲。三十路の男のアンニュイな気持ちを表現している歌にも関わらず、生意気にも私は17歳の時からこの曲を下校時に聞いて泣きながら帰っていた。

 

中学2年から高校3年までの自分は、将来、学歴、家族、愛、友情、エゴ、幸せ、自意識、、、全てのことに苦悩して悶々として、全ての人間(3人を除く)が敵に見えて、青春や大人に中指を立てる日々だった。カッコよく言うとそんな感じで、実際はワルにもウェイにもオタクにも陰キャにもなれず、認められず、燻って、音楽と小説と漫画をアイデンティティにして、当たり障りなく周りと接しながら、心の底で人を軽蔑して悲しく生きてただけなんですが…

あの日々が自分の根底にあり、そこから今の思想や感情があって、これからもあり続けるんだろうと思う。どんな場所で何をしていても、あの日々は自分の背中に亡霊のようにまとわりついている。あの時の自分を唯一肯定してくれた2.3回しか話したことの無いあの子が、未だに自分の中に存在して、勝手に自分の中でその人が洗練されて、神としてこの世のどこかで生きているような気がしている。

下川リオさんがライブで言う「除霊」の概念を理解出来てる人ってどれくらいいるのだろうか…初めて聞いた時「なるほど…自分は除霊しなきゃいけないんだ…」と感動したのを忘れない。下川さんにファンレター送りたい…明日にでも下川さん(達)への愛を書こうかな

 

さて、今日何を書きたかったかというと、そんなぐちゃぐちゃな青春をして世の中を恨み続けた自分に、最近少しずついい事が起こっていると言うことを書きたかった訳です。ひとつは、大学で自分と全く同じ悩みを持ってる人に会うことが出来たこと。2つ目は、人に求められるようになり始めたこと。こんな卑屈な人間なクソ人間なのに、ありがたいことに好きになってくれたり、ぜひ悩みを聞いて欲しいと連絡が来たり、ネットで相談を受けた人からお礼が届いたり。最後は、自分のやりたいと思えることが見つかったこと。

 

きっと今の自分を必要としてくれる人がいるのは、過去の自分が苦悩して、苦悩して、その結果今の自分が作り上げられたからだと思うんです。自分の将来や人生に人一倍悩んだから、少しだけ自分を許してあげられて、自分の事を理解出来てる気がするんです。今、少しずつ生活が安定してきているのは、過去の頃に音楽や小説や漫画に縋って生きて、色んな言葉や価値観を知って、今眉村さんや挫・人間や忘れらんねえよ銀杏BOYZやMOROHAのライブに行けたからだと思うんです。

 

すこーしずつ、すこーしずつ、あの苦悩の日々が報われている、気がしている。

ここ数日いいことが続いて、きっと今若干躁状態で、きっと2週間後位には悲し~辛い~生きにくい~と心が言ってるのかもしれないけど、「全く報われない」訳では無いんだな、と思えるようになった。過去の自分を、全ての過去を通して出来ている今の自分を、いつか、愛して、なんて大それたことは言えないけど、許してあげたい。それをして初めて幸せになる資格を得ることが出来る気がする。

このことは後で自分で読むために日記に書いておきたいな~と思った。それだけなので、めちゃめちゃ恥ずかしい事を書いてます。

 

クリープハイプ / 二十九、三十