雲を掴むような

二十歳の原点、卒業式まで死にません、八本脚の蝶

7/18

漠然とした、だけど明確な不安が離れない一日だった。

 

朝起きたら、何でもないただの20歳だった。

タバコを吸ってみたけど何も感じなかった。タバコは全く美味しくない…

口は臭くなるし、喉は痛くなるし、大していい事がなかった。

酒 タバコ セックスなんてよく言えたものですね。そんなのじゃ自分の何かに折り合いをつけるなんて到底不可能だと実感した。タバコを吸って1.2週間の身内の人間が「ニコチンが〜」みたいな話をしているのを見てとても情けなく恥ずかしかった。こういう所で書いている時点で自分も何ら変わりない…あれはきっと共感性羞恥だ。

 

世の中はイキリ散らしとエゴイズムばっかりで、今の自分もそれでしかないんだな、と思うと苦しくて早くこんな人生を終わらせないといけない気がした。

FacebookでもLINEでもGmailでも、大人の方々が送ってきたメッセージに「いつか皆様にお世話になった分の御恩を還元出来るよう、素敵な20代の生活を送ります!!」みたいな事を宣言してしまったのに、結局自分はカスみたいな大学生でしかない。

何かしなくては…と思うが何もやる気が出なかった。

 

顔も、身長も、運動能力も、学力も、全部大したことが無い人間だ。人よりもちょっと厳しく育てられて、ちょっと考え込みがちで、ちょっと口が上手くて、ちょっと八方美人が上手なだけなんだよな。こんなヒロイズムを持ったティーンなんて世の中に何百万人と居る。こんな所にグダグダと不満や不安を書き連ねる暇があったら語学でも勉強した方がよっぽど良い。分かっていても何かをする気が起きない。

なんでこんな人間なんだろう、自分は今後どんな人間になるんだろう、と朝から晩まで考えていた。

 

学校で丸一日、自分が何をしたいのか、すべきかを考えてネットや本を漁りまくった。調べれば調べるほど分からない。目の前の道を進むのが怖い。

「これだ!」って思える何かを探さなければならないのだろうか。「これ」が臨床心理士のはずだったのにな。中途半端な自分に腹が立つ。

 

中途半端な人間だから躁鬱なんじゃないかと思う。痩せる!って言って1ヶ月減量して目標体重を切ったと思ったら躁の1週間で元に戻ってしまったし。鬱の時は心が苦しいけどご飯を食べなくなるので良い。

1ヶ月後位に地元に帰った時、結局後輩とご飯を食べに行くことになったから、今からまたダイエットします。

 

時折、ほんとに時折、今のままで良いって言ってもらえるけど、それでもガリガリの細身の、エミネムくらい目がギョロってした人間になりたい。本当はエラと顎骨を削って眼を開いて涙袋ヒアルロン酸を入れたい。超前衛的な服を着たい。

ヘルタースケルターで、美と幸せは直結しないみたいな事をリリコとこずえを通して投げかけるシーンをふと思い出した。なりたい自分がある人間、今の自分が嫌いな人間にしか分からないのかもしれないけど、それが健康的とか一般的とかから外れていたとしても、求める何かはどうしてもある。

 

池袋で服を買うために電車を降りた。池袋のパルコ別館はオタクとゴスロリの聖地で、前衛的な人が沢山いた。

前衛的な服を着て歩いている人達が羨ましくて仕方がない。自分は自分で、ありのままで、したい格好をする…嫌味を含まずになんて素敵なんだと思う。

結局安くて無難な服を買った。身の丈、なんだろうな…めちゃめちゃ似合いました。ちょっと前衛的な服も着てみたけど、試着する前に抱いていたイメージの500倍ダサかった。顔が服に合ってない…

 

自分は身の丈に合う服しか着たくないので、自分の身を上へ上へと高めていくしかなさそう。努力した自分はありのままの自分なのか問題に直結するけど、努力もせずに言うのはお門違いですね…

これから毎日ダイエット記録します。夏休み明けには目標体重になって、やりたい事に向かって全力疾走で、幸せになろ…

 

 

空きっ腹に酒 / 愛されたいピーポー

 

(ゆきてろさんが原田ちあきさんと結婚する様で、色々と良すぎて感動してしまった。おめでたい)