雲を掴むような

二十歳の原点、卒業式まで死にません、八本脚の蝶

12/25

12時間眠りこけて、起きたら昼だった。頭がガンガンしたが何もやる気が起きなくて、久しぶりの何も無い日だったので二度寝をして、起きたらYouTubeを見て、飽きたらポケモンをちょっと触ってみて、飽きたら三度寝をして、、、ということを繰り返したらいつの間にか日が暮れてしまっていた。クリスマス、やっぱり先輩をどこかに誘ってみた方が良かっただろうかなんて思ったけど、自分は無理してクリスマスの雰囲気に溶け込みに行くよりも、気だるさと一緒に家の中でグダグダとする方がずっと合っていると思った。だからこれでいい。自分の選択を間違いだと疑わないで、信じ続けていたい。そうするしかない……

 

夕方、やっと外に出てコンビニに行ったらチキンやケーキが割引されていて、イベントの副産物を見たような気がしてちょっと胸が高鳴った。照り焼きのチキンを買って食べたら、胃が「つらいよ」と自分に語り掛けるような感触を得た。まだ20歳だよ、胃、頑張れ、、、

ここ2年で、というか上京して、一気に胃が弱くなった気がする。消化能力の低下……?老化の自覚………?高校の時は自分は一生若いとたぶん無意識に認識していたのだが、家の前の道が高校生の通学路で毎日「高校生の若さ」を見せつけられているからだろうか、自分が歳を取っていることを自覚し始めてしまったようだ。

脂っこいものが食べれなくなってきている。昨日ゼミのクリスマスパーティーで食べたピザやポテチ、夜に食べたプレゼントのチョコがまだ消化し切れていないのがなんとなく分かる…チキン一つでお腹いっぱいになってしまった。なんとチキンの私らしいクリスマスディナーか…

 

今日、夜行バスで実家に帰る。「東京駅」という看板を見て、改めて自分が今東京にいるのだということを実感した。少し「東京」という曲を全部プレイリストに入れてシャッフルで聴いた。今も聴いている。東京で生まれ育った人を羨み続けてきたが、彼らはこの曲の本当の良さがきっと分からないのだろうと思った。田舎に生まれて、唯一良かったことかもしれない。

実家に帰ったら、家族再構築計画を始めよう。手術で頭の毛を剃った父を見て笑ってやろう。きっと父は、今までしたことの無かった照れ笑いをしてくれる気がする。父を見て笑ったことがこの10年間で何度あったろうか。成人して、初めて家族と会う。だからなんだという話なのかもしれないが、私の中ではかなり重要な事なのだ。実家で年を越すのもかなり久しぶりな気がする。お年玉、もらえると良いな。

 

夜行バス、一番安い4列シートを選んだのだが、隣の人がキャンセルをしたらしく咳が空いているので、悠々と座れている。十分素敵なクリスマスプレゼントだと思った。ただ、今日寝過ぎたせいで深夜バスで一睡も出来そうにない。さっき「温かいものが飲みたい」と何も考えずにブラックコーヒーを買って飲んでしまい、眠れなさに追い打ちをかけてしまった。Netflixでも見ながらゆっくりバスの旅をしよう……オススメの動画などあれば教えてください。

 

Cody・Lee(李)/ 東京