雲を掴むような

ハタチ。 弱い。人生をブログにしています。

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妹の大学合格祝いを買いに妹と2人で少し街を回った。「小論文はボロボロだったけど、私は大人が何を言って欲しいか分かるから完璧な面接で巻き返した」なんて誇らしげに言っている妹を見て、やはり妹も私みたいな人間なんだと思った。

私が「まあ自分たちは色んな大人を見て育ってきてるしね」と話を切り出すと、「ついにその話をする時が来たか…」と妹は言い、私が家に居なかった間に如何にうちの家族が崩れていたかというのを語ってくれた。

本気で離婚の話をしたり、鬱で母が起きてこなくなったり、父が物に当たったりと、私が知っている以上にここ数年の家族は酷かった様だった。「こんな事言うのもなんだけれど、父さんが倒れて良かったと思ってる」と妹が言っており、やはり家族で考えることは同じなのだと思った。

父の話はどこまでも尽きなかったので、今の父が暴君に戻っているのでは、という話を妹にした。妹曰く、父は退院の後はとても優しくなったが、長い入院で落ちた筋肉や慢性的な頭痛のせいで今まで出来ていた作業が思うように出来なくなったらしい。本格的に仕事に復帰して自分の体の衰退に気づいて、その事実を認めなければならないストレスや将来への不安で押し潰されそうになって、今はまた昔みたいな(私からしたら「いつもの」なのだが)父に戻ってるのではないか、というのが妹の見解だった。家の手伝いをするためにわざわざ色んな予定をキャンセルして帰省してきて、父のご機嫌取りゲームをしなければならないことにずっと苛立ちを感じていたが、そういう理由では一概に父を責められない。父が大人になってくれればそれで解決するのだが………

 

私が15歳で家を出るまで妹とは喧嘩ばかりで(父は私には厳しかったが病気持ちの妹にはべらぼうに甘く、それが私は心の底から嫌で妹が憎かった)、その後もちゃんと話すタイミングが無かったので妹がどういう事を思って生きているのか知らなかったが、やはり同じ環境で育ってきた唯一無二の家族なのだと感じた。

妹に昔の事を謝って、妹は今思えばあの環境はおかしかったと思うし気にしなくていいよと言ってくれた。また少し私の「家族」という呪いが溶けた気がした。

合格祝いは一眼レフのカメラが欲しいと言っていたのだが、いいものが見つからなったので東京で買う事にした。もし詳しい方が居たらオススメを教えて下さい…私の財布に優しいものがいいです…

 

 

Mom / 生活とロングトリップ