雲を掴むような

二十歳の原点、卒業式まで死にません、八本脚の蝶

6/14

明日地元に帰るので今のうちに服とかを買っておきたかったのだが、雨天を理由に断念した。一日家に居て、ようやく両親が離婚するという状況を自分の中に受け入れる事が出来てきた感じがする。

昼からお酒(檸檬堂 はちみつレモン:コンビニとかに最近売ってなかったので見つけて嬉しかった)を飲んで、冷静に今後の両親の老後と妹の今後、私の事を考えた。父も母も精神的に未熟で独りでは生きられない人間だし、妹は病気だし、今後人生でこの戸籍上切り離れた家族を精神的に支えて維持することが出来るのは自分しか居ないんだなと思う。いずれは金銭面も。

やはり妹には苦労して欲しくない。ただでさえ病気というディスアドバンテージがあるので、これ以上に問題を抱えさせたくない…旦那さんが見つかるまでの支援、父が死んでからの自分がしていかなくては。

母は独りで生きて社会生活を営めるような能力をここ20年で完全に失っている様に感じる。でもここで悪い意味で甘やかしてしまうと、また誰かに依存し流されるままに生き、それでいて不満を抱える人間になってしまう。自分に依存されすぎない程度に、たまに顔を出したり復職支援制度や精神病の治療に関してサポートしたりしていかなくては。

父は今までずっと「自分の事は自分でやる」を貫いてきた人間で、ずっとその姿を見せられてきたし自分にも求められてきたから、今まで我慢を続けてきたのも分かるし(私からすれば全然「我慢」に足る様なものではなかったが)、独りになったら大分楽になるのが分かる。だからあまり母の事を心配せずに自分の道を歩んで欲しい。母は元気にやっている、と私が連絡することで間接的な安心は保てるだろう。ただ怖いのは父が何か大きな問題を抱えても絶対に私達を頼ろうとはしない事。何か事業に失敗したり大きな病を抱えたりしたとて、異常な程のプライドの高さがそれを打ち明ける事を拒むのが目に見えている。気付いたら死んでいた、とかがありそうで怖い。父の事も見て行かなければ。強がっているだけで本当は未熟で寂しがりな人間なのは知っているので………

私は…全く分からない。大学院行くの諦めようかとも思ったけど、それは父にも母にも妹にも「やめろ」と言われるだろうし、自分が一生後悔するだろうけどからやめるつもりはない。借金してでも公認心理師の資格は取りたいなぁ。その後は…まあ、頑張れば何とかなるでしょう

 

割とやることが多い。こんなになるまで私の家族は瓦解していたのか…6年間自分が家にいなかった事が決定打になった気がするな。あの選択は私の人生の上で間違いではなかったと信じているけど、やはり罪悪感のようなものに苛まれる。この贖罪は自分が家族をまとめる事でしかできない気がするなぁ。なんだかんだで家族というものは自分の中で大きなテーマだったのだなぁと今更気づく。

父と母を人間として見た時に2人の性格は両極端で、その一部分ずつが私に完璧に遺伝していて(教育もあろうが)、この両極端の性格が自分にあるから大変なんだなぁと初めて気づいた。他人に迷惑をかけない・自分の事は自分でやるというスタンスを貫き、自分の事が好きで、いつもせかせかしていて周りに不満ばかりの、人にも自分にも厳しい自己中心的な父と、人の顔色しか伺わず、周りに上手く流されるように生き、のんびりだけど圧倒的に寂しがり屋で、心の中では鬱々と自己嫌悪する、とにかく他人に優しい自己犠牲の母…

この2人は何故結婚したのだろうか?「自分に無いものに惹かれ、足りない所を補い合って生きていきたい」みたいなドラマとかでありがちな恋愛なのだろうか。考えたくないからこれ以上はやめよう…

正反対な2人が付き合ったら上手くいかないんだなと思って調べたが、似た者同士で付き合っても上手くいかないということも書いていて、結局人間上手くいかないんだ、と思った。世の中の恋愛なんてそんなものか。何十年も同じ人と一緒にいて、仲良く居られるって相当凄い話だな…

自分はどんな人と結婚するべきなのだろう。そもそも結婚するのかも怪しいが。でもずっと1人は嫌なので、良い人が見つかれば結婚をしたいな、と思っている。

これまでの「家族」の中の経験、そしてこれからの離婚調停の取り持ちと、両親が各々暮らす様をみて、色んな経験をして、私は家族というものを構成することがこれまで以上に怖くなっていくのだろう。

その上でそれでも、「この人となら結婚出来る」と思える人が今後現れるのなら本当に幸せな事だと思う。その時は今の両親どちらにもちゃんと結婚式に参加して貰いたいものです……………………………

 

眉村ちあき / 手を取り合うからね